榎本響介さん

2017年度卒業

理工学部建築学科

愛知県立知立東高等学校出身

水上競技部

 部活動は異なる学科の人々が所属していることもあり、多くの価値観に触れる機会があります。行動を共にする上ですれ違いもありますが、一つ一つ理解していくことで優しくなれます。許容は大きいに越した事はないと思います。
 また、部活に所属すると、年々高度になる学科の課題等との両立が大変になってきます。ですが全ては自分の選択の結果です。自由に対する責任という考えより、自由に対する自己成長を考えれば、次の行動が見えてきます。自分のキャパシティを超えることもあると思いますが、やりくりしていく過程で、許容活動量を考慮した取捨選択や優先順位の付け方を見出せることもあります。天秤にかけてしっかりと考え、よりよい選択と判断したのなら、それが答えだと思います。少なくとも自分の選択には怖がらず、全力であることをお勧めします。無駄はあっても、意味のないことはないはずです。
 私は部活動に所属することで先輩後輩、他大学の学生、監督、OBの方々や合宿で使うホテルの支配人など、数多くの方々と出会いました。もちろん、学科内でもいろんな考えを持つ人と関わりますが、同じ学部学科を選択し、同じ大学に所属した、という時点で似通ってきます。それに比べて、学年から年齢層まで違う様々な出会いは、部活動に所属しなくては得られない成長を与えてくれます。
大学は人に会う場所です。活動の範囲を広げ、いろんな価値観に触れることで視野も少し広がります。みなさんも、この大学生活のおかげで今後の人生がよりよいものになることを心から願っています。

梶 皓貴さん

2017年度卒業:法学部

星城高等学校出身

水上競技部

 私の大学生活は部活動なしでは語ることができないと思います。大学での部活は様々な人生経験が出来たと思っています。私は小学生から競泳を続けてきました。高校生までの部活はどちらかというと自分の成績だけ良ければ良いといったような感じの団体で戦うというよりかは個々人で戦っている感じがありました。しかし大学に入学してその印象はガラリと変わりました。体育会クラブの管理、各クラブの経営や運営、OBOGとの繋がり、各々が主体となってクラブを成立させていることに感銘を受けました。学生主体で一人一人が団体の一員として自分のすべき事をしっかりこなすことで成り立っていることを身を以て感じました。
 私は選手として大成する事ができませんでした。しかし成績が残せないのであれば自分はこのクラブ内で何をすべきか、存在価値を考えた結果、裏方の仕事をしてチームに貢献しようと思い裏方の仕事を2年程勤めてきました。人それぞれの考えはあると思いますが、何となく練習して、何となく試合に出場しているのであれば、体育会クラブを辞めたほうがいいと思います。一度立ち止まって考えてみることも大事なのではないでしょうか?選手でなければ活躍できない。そんなことはないと思います。自分の力を十二分に発揮できる場所で力を発揮してチームに貢献する事が自分の一番の成長に繋がるのではないかと思います。

駒井正次さん

1969年度卒業 

商学部

滋賀県立水口高等学校出身

ボクシング部OB

 1. 学生時代どんな経験をすると良いか
 私は、大学を卒業して46年になります。私の人生を振りかえり大学時代にスポーツをやっていて良かったとしみじみ思い出します。私は、ボクシング部の友達より入部したらどうかと誘いを受け大学よりボクシングをやりました。 当時、名城大学ボクシング部は、1年生から4年生迄で総勢60人程在籍していました。 当時仲間は、全国各地(沖縄、九州、四国、広島、岡山、大阪、山形)より来ていました。名城大学ボクシング部は、東海学生選手権ではいつも優勝し、私も昭和43年度開催の第8回全日本大学ボクシングトーナメント大会(団体戦)において全日本3位)のリングに上がることが出来ました。
 年月が過ぎさり思い返しますと、学生時代ボクシング部で格闘技の厳しさにより、耐える力、礼節など大学4年間で身に着けたと思います。その後、会社に就職して仕事人生(40年)において運動クラブでの経験があらゆる面において非常にプラスになりました。
2. 部下の個性を伸ばす指導
 私は、大学卒業後、大手飲料会社に就職、40歳で管理職になった。会社に入社の部下には、仕事への姿勢を徹底して教えました。特に部下の個性を伸ばす方法として、スポーツも仕事も一緒である「当たり前のことしっかりと実行する」と教えました。「守破離」という言葉を知っておられると思います。日本古来の武道関係で使われる言葉で、しっかりと基本を身につける「守」、身についた基本から自分風にアレンジする「破」、アレンジした型を定着させる「離」、以上の指導です。
3. 採用時何を対象に面接を行ったか
 会社の採用対象のメンバーに入った時、入社試験の成績が同じくらいであればスポーツをやっていた人を上位の対象としました。正選手でなくても4年間ずっと頑張り通し、縁の下の力持ちとして活躍した人を特に採用した。なぜならば、この様な人は、忍耐強く、仕事面においても諦めず成果を上げてくれました。
そのほか、元気な覇気のある人、挨拶がキチットできる人を選びました。
 全てのビジネスは、挨拶から始まります。挨拶の基本は、先手必勝です。
 今後、皆様方のご活躍をお祈り申し上げます。

井上 陽さん

2017年度卒業

経済学部経済学科

私立星城高等学校出身 

水上競技部所属

 

 新入生の皆様、ご入学おめでとうございます。
大学生活への不安と期待が溢れる皆様にまず人間(にんげん)万事(ばんじ)塞翁が馬(さいおうがうま)という故事(こじ)成語(せいご)を紹介しておきたいと思います。語源について知らない人がいればぜひ調べて欲しいのですが、要するに「出来事が幸福をもたらすか、不幸をもたらすかは必ずしも言い切れない」という、時間の経過(けいか)によって起こる先入観(せんにゅうかん)や認識の不確実性(ふかくじつせい)のことを表しています。
卒業生の私から新入生の皆様に伝えたいこととして「自分は何をしに大学へ来たのか」「頑張りたいことは何か」「大学卒業後の人生計画」「どんな人間になりたいのか」など皆様一人一人の生き方についてよく考えて、できれば理想の自分とそうなる道のりなどを想定してメモにとっておくことをおすすめしておきます。そして、思うようにいかない時は一度メモと生き方を見直してください。日記などで日常を記録していれば自分の良い習慣、悪い習慣が分かると思います。「今のままでいいや」と思う人はそのまま何も考えず何も気づかないのが最善(さいぜん)なのかもしれません。しかし、少しでもそうじゃない人はあらゆる手段(しゅだん)を考えたり調べたりして密(ひそ)かに一人で計画を立ててみてください。ただ悪い出来事だと思っていたその失敗や後悔が、後の人生を変えてしまう反省をもたらしてくれるかもしれません。私自身、大学入学時と卒業を控えた今では考え方や行動力がまるで別人だと言われます。
就職活動について不安がある人も多いと思いますが、就職はあくまで経済的な自立の手段の一つだと思って強気で主体的(しゅたいてき)に取り組んでください。なりたいものがある人はなりたいものにくらいは必死に泥臭(どろくさ)く頑張ってみてください。時には選考される側として媚びるようなことも求められると思いますが、目標や野望の為であれば、処世術としての媚(こ)びや遜(へりくだ)りはただのそれとは大きく意味が異なります。心の中だけは誰も覗けません。
最近は大学ごとの就職率などが学生(がくせい)人気(にんき)の一端(いったん)を担う風潮(ふうちょう)がありますが、学生の一人一人はみんな違う個性を持った人間です。あなたが自分自身で考えずに学校や周りの言うことを鵜呑みにして就職(しゅうしょく)活動(かつどう)等(など)をしてしまえばただ都合の良い労働力として毎日の面白さすら搾取(さくしゅ)されてしまうかもしれません。そして、人生の最後に後悔ばかりが残ってしまうかもしれません。最後に選択するまで何度も自分で考えてください。
自分に自信が持てない人には読書とスポーツと筋トレをおすすめします。読書は専門の分野や興味のある分野から読んでみてください。そこからは好奇心や好き嫌いの世界だと思います。スポーツは物理(ぶつり)法則(ほうそく)や心理学の学びが練習・試合などの実体験(じったいけん)で得られます。筋力や体力の獲得には栄養学、生理学、人体の構造などさまざまな情報と、重量・回数また、体重・筋力の記録を通じて成功体験が得られます。スポーツ経験者の人もこの機会に体育会で初心者から新しいスポーツを始める事は体にも脳にも良く、大変おすすめです。
何か新しいことを習慣付けて続けていれば今までの自分とは違う自分になれるということを知っておいて欲しいと思います。
最後になりますが、私の拙(つたな)い文章を偶然(ぐうぜん)でも読んでくれた人には人生最悪のケースの可能性や私たちが持つ若さの可能性を知って自分で考えてもらって、どうか一日一日を大切に丁寧(ていねい)に生きていって欲しいと、また胸を張って他人にアピールできる何かを大学生活で成し遂げて欲しいと心から願っています。

 

福田 実早子さん

2014年度卒業 :

理工学部環境創造学科

愛知県立瑞陵高等学校出身

水上競技部所属

 私は4年間水上競技部に所属し、主将という貴重な経験もさせていただきました。就職活動から今までを振り返ると、目上の方への気遣いや礼儀、追い込まれた時のタフさ、トレーニングで身に着けた体力など、部活動の経験が私を助けてくれたなと思うことがたくさんあります。
つい先日、最終面接官を担当した上司が、どういった基準で私たちを見ていたか教えて下さいました。「頭の良さや才能の有無なんて関係ない。とにかく元気で明るく粘り強く頑張ってくれるかが大事なんだよ。最初はできなくて当たり前。たくさん挑戦して、たくさん失敗して、泥臭く一歩一歩成長する人の方が最終的には必ず会社に貢献してくれるから。」と。
上手くいかずに苦労したり、上手くいっているからこそさらに高みを目指して地道な努力をしたりと、スポーツの世界では沢山の挫折や苦労を乗り越えた先の喜びを知ることができます。もちろん企業によって考え方は多少違いますが、この経験は間違いなくどの企業からも共通して評価されると思います。
学業やアルバイトとの両立は大変ですが、本気で取り組めば必ず自分にとって大きな財産となります。これからの皆さんのご活躍を期待しています。

松田 梓さん

2013年度卒業:

経済学部産業社会学科

三重県立川越高等学校出身

弓道部所属

 

●就職試験に際して優位性をかんじた!

 就職活動の際、私は自身のアピールポイントとして部活動の経験を話しました。弓道部員として大会に向けて練習を重ねたことや、同期・先輩・後輩と協力して部活動を運営していった事を話しました。大学時代、部活動を通して悔しい思いや嬉しい思いを沢山経験しました。
就職活動では企業の採用担当者は履歴書や面接を通して、その学生がどんな人物かを見極めようとします。企業の社風や求める人物像に合致しているか確認するためです。学生が語るどんな事に時間を割いて、どんな経験を重ねてきたかという話を通して、学生の人柄や能力を理解しようとします。もし学生時代に自分で「これをやった」と胸を張って言えることがあれば、採用担当者も学生がどんな人物かをよりつかみやすいうえ、好印象を与えられます。そして、学生自身も本気で部活動を行い経験した悔しい事や嬉しかった事をありのまま話すことができます。話を大袈裟にしたり、まして嘘をつく必要がありません。
私は就職活動中、「自分は今までバイトや遊びだけで、履歴書に自分の事についてどんなことを書けばいいかわからない」と言っている学生を沢山見ました。ここがしっかりしないと、自分に自信が持てず、企業側に良い印象は与えられません。 バイトや遊びの中にも、社会生活で活かせる経験を積むことはあります。しかし部活動を通して学ぶことは、アルバイトや遊ぶ事を通して学ぶことよりも、より実践的で得難いことが多いです。例えば、高校と違って学生主体で運営していきますからリーダーシップや主体性が身に付きます。運動系の部活であれば、体力とともに鍛えられるタフな精神力が期待されます。また学業やアルバイトと両立させてつつ、大会に向けて練習を重ねていく実行力・計画性・調整力などもあります。(全て部活動に入った上で、本人の努力次第の話ですが。)全て企業側が社員に求める能力です。しかし日常生活や学業だけでは得難い能力です。
就職活動の為だけに大学の部活に所属するのは大変かもしれませんが、もし学業以外の時間をどうするか迷っているなら、体育クラブに入って、仲間と一緒に前述したような成長を得ることはとても素晴らしいと思います。

●社会人になり体育クラブに所属していてよかったと思うこと

・大学の学科の友達に比べ長く時間を過ごしている為、部活の同期のほうが社会人になっても連絡が続いている。大学近辺から離れ  てしまっている為会う機会は減ったが、とても大切な存在。
・「大学は何をしてたの?」と飲み会など初対面では必ず聞かれるので、答に困らない。
・上司や先輩の言葉に「はい」と返事をする、敬語をきちんと話す、お酒の席で気を配るといった、小さなマナーをきっちりできる。
・すぐに結果が見えなくても、辛坊強く作業を続けることができる。
・体育会系のあるイメージ通りノリが良く、元気なので先輩から可愛がられる。

先輩からの一言